日本ケロッグ「大豆たんぱくオートミールごはん」発売、おにぎり選手権もスタート
日本ケロッグ合同会社は2月7日、「大豆たんぱくオートミールごはん」の新商品発表と試食会を都内で開催した。
ごはんのように食べられる「粒感しっかりオートミールごはん」シリーズから、不足しがちなたん白質を摂取できる「大豆たんぱくオートミールごはん」を2月12日に発売する。大豆たん白はフレーク状にして含有している。
2月13日からは、発売を記念したキャンペーン「ケロッグオートミールごはん47都道府県!おにぎり選手権」も開始する。
ユーチューバーのグッチ夫婦が考案した全国47都道府県のご当地食材を使ったおにぎりレシピを公開し、消費者に投票してもらうもの。抽選で100人に「ケロッグオートミールごはん」2種とカタログギフト47クラブリンベル森コースが当たる。
日本ケロッグの松浦里香マーケティング部アシスタントブランドマネージャーは新製品について、「ごはんのように食べられ、糖質、食物繊維、たん白質がすべて摂取でき、時短もおいしさも健康もすべて叶える新しい主食をコンセプトとした。大きな特徴のひとつは圧倒的なたん白質量だ。1食40g当たり10gのたん白質を摂ることができる。また、白米に比べて糖質60%オフで、食物繊維が10倍含まれている。さらに、レンジ加熱90秒で、簡単に炊き立てを食べることができる」と説明した。
メインターゲットはオートミールの定着率が高い50代以上の女性とした。20代はオートミールブームの後消費量が減少しているのに対し、年齢の高い層は急速的に増加していることが背景にある。たん白質は消費者の多くが気にしている栄養素であることが調査で分かっていることから、主食からたん白質が摂れる商品の開発に至ったという。また、若年層よりも50代以上の方が、健康意識が高く、継続してもらいやすい傾向があり、ダイエットではなく、健康を意識した年齢層に狙いを絞ったことにも言及した。
〈大豆油糧日報2024年2月13日付〉