全農ビジネスサポート「海塩そみラ」予約開始、塩分3%の減塩みそ、「海をイメージしたお味噌」コンセプトに
全農ビジネスサポートは2月9日、本社で「海塩(うみしお)そみラ」会見を開催した。
会見では、要冷蔵の減塩みそ「海塩そみラ」(300g)の予約販売をECサイトJAタウン「おいしいとびら」で、2月14日から開始することを発表した。
会見の冒頭であいさつした久保田治己社長は「今回の新製品は、塩分ゼロの大豆発酵食品『発酵そみファ』、『発酵そみド』に次ぐシリーズ商品となる。塩分3.0%を加えることで、よりうま味が増し、甘みが増す。『発酵そみファ』のユーザーからも要望が多かった塩分を加えることで、購入者層の幅も広がるのではないか」と期待を寄せた。
製造は信州みその山印醸造で、全農ビジネスサポートの「食べ頃仕込み味噌」(塩分12.0%)に対して、塩分を4分の1に抑えた。塩には海水由来のにがりを含んだ国産の海塩を使用し、塩分濃度も海水の3.5%に近い3.0%にすることで、「海をイメージしたお味噌」としたコンセプトで、パッケージも水色にした。使用している大豆・米・塩はすべて国産100%で、大豆のうま味や米麹の甘みもしっかりと感じることができるという。みそ汁だけでなく、コク増しや隠し味など、さまざまな料理に使えるとしている。
ターゲットは塩分制限を受けている人とし、薬局などでの販売も考えているという。また、販促ではサンプリングも考えているとした。販売はひとケース6個からとし、価格は税込・送料別で3,240円。
〈大豆油糧日報2024年2月14日付〉