月島食品グループ2024年新製品、省力化に貢献できる冷凍パイ生地や生チョコレート発売

月島食品グループ(月島食品工業、東京フード、ホーライ)は、業界が直面する課題に貢献する「もっとカンタンにおいしい」を追求した「QMS」(Quality Meister System)ブランドを拡充するほか、市場の多様なニーズに対応する新製品を4月から発売する。

ラインアップは、「フォンデュリセ」(月島食品工業)、「インブラン」(東京フード)、「パイシートスクエア10」(ホーライ)、「クルムレールミルク」(東京フード)、「アーモンドクッキーC-5」(ホーライ)。「フォンデュリセ」、「インブラン」、「パイシートスクエア10」は「QMS」ブランドに追加する。

このうち、「インブラン」は合わせる素材の魅力を引き立てる製菓用ホワイトチョコレートだ。砂糖の配合量を減らし余分な風味を付けず、自然で丸みのある甘味とコク、すっきりとした乳感が特徴となっている。デオドライズド(脱臭脱色)ココアバターを使用した。主原料には、北海道産の全粉乳とてんさい糖を使用している。賞味期限は240日、2kg×4袋。

「パイシートスクエア10」は、10センチ×10センチにカットされた成形冷凍パイ生地だ(厚みは3ミリ)。扱いやすいサイズで、解凍時間が短く、手間と時間を必要とするパイ商品を手軽に作れる。好みの具材をパイシートにトッピングしたり折りたたんで焼成するだけで、具材感を表現する商品やハンディタイプの商品を簡単に作れる。ほどよいバター風味とジューシー感があり、浮きが良く、層を感じるさっくりとした食感が特徴だ。組み合わせる素材を引き立て、スイーツ系にもセイボリー系にもマッチするという。賞味期限360日、35g×64枚。

「クルムレールミルク」は、包あん機での生産適性に優れ、外皮材、内包材のどちらにも使用が可能な生チョコレートだ。北海道産生クリームを使用しており、カカオとの風味のバランスを追求した。洋・和素材との相性が良い。訪日外国人の増加をはじめ観光需要の回復を背景に、特に包あん機などの機械で生産できる省力化や、省人化に対応したフィリング素材のニーズに応える。賞味期限360日、5kg×2袋。

〈大豆油糧日報2024年4月4日付〉

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