ミルフィーユ状にしたゆばを揚げた「ゆばフィーユカツ 黒胡麻」新発売/相模屋食料

相模屋食料「ゆばフィーユカツ 黒胡麻」
相模屋食料「ゆばフィーユカツ 黒胡麻」

相模屋食料は10月1日、ゆばの新しい食べ方を提案するゆば総菜シリーズの秋冬商品として新たに「ゆばフィーユカツ 黒胡麻」を発売した。同社グループの三和豆水庵が製造する。参考価格は税抜298円で、関東甲信越を中心としたスーパーなどで販売する。

「ゆばフィーユカツ黒胡麻」は、出来立ての生ゆばをミルフィーユ状に16層重ね、総菜で人気の高い揚げ物に仕立てた。1枚ごとに黒胡麻を塗り込んでいる。「層になったゆばの弾力がミルフィーユ状にした肉のようなおいしさを生み出し、中はとろっと、外はサクッと香ばしいカツに仕上がっている」(同社)。オーブントースターで約8分焼くだけで食べられる。

生ゆばは、「ゆばフィーユカツ」専用につくりあげた。出来立てをすぐに汲み上げ、熱々のままフレッシュカットしており、とろけるような食感と大豆の豊かな風味を楽しめると訴求する。中に塗り込む黒胡麻は練り胡麻を100%使用し、ゆばの濃厚でとろけるような味わいを一層楽しめると強調する。ミルフィーユ状にすることで独特の食感が生まれるとともに、食べ応えもある。

カツの衣は生パン粉を使用し、丁寧に手揚げでサクサクの衣に仕上げた。岩塩を振って食べるのがお勧めの食べ方としている。同社によると、ゆばは消費者の関心の高い食品である一方、市場では微減傾向にあるという。インターネットでのゆばに関する検索ワードでは、「レシピ」「作り方」「食べ方」が上位に並んでおり、自宅で食べたいとの意向や興味はあるものの、消費者は食べ方をよく知らなかったり分からなかったりする状況だ。そうしたギャップを解消するため、ゆばを総菜商品に仕上げ、食べ方提案とともに少し贅沢感のあるゆばの魅力を伝えていく。

〈大豆油糧日報2024年10月2日付〉

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昭和33年(1958年)1月
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