キッコーマンSF「豆乳フェス2024」開催、同社初となる豆乳専門店や有名店と協働
キッコーマンソイフーズは11~14日、10月12日「豆乳の日」にちなんだイベント「キッコーマン豆乳 Presents 豆乳フェス 2024」を開催した。10日には、オープニングセレモニーとメディア向け先行体験会を実施した。同イベントでは、豆乳専門店や有名店と協働した豆乳メニューが多数登場したほか、特別協賛ブースを設け、またワークショップも実施した。飲食店と協働で豆乳イベントを開催するのは、今回が同社初となる。
冒頭、「豆乳フェス」実行委員長である、同社マーケティング本部の亀井淳一マーケティング推進部長があいさつし、イベント概要や見どころを説明した。「美容、体型維持、健康維持などの際に、たん白質の積極的な摂取が重要となる。豆乳は、動物性たん白質と比較して、環境負荷が低く、サステナブルな観点からも注目されている。料理にも使えるのが魅力の1つだ。カルボナーラやリゾット、担々麺、鍋などにも活躍できる」と話した。
そして、「豆乳鍋だけでなく、キムチ鍋などに豆乳(を投入(T)して楽しめることを『TT鍋』で広めたい」と同社の施策に触れつつ、「かつて健康面が支持されてきた豆乳が、食材としての魅力も増しており、さらに豆乳をメーンに扱う店が増えていることを受け、満を持して『豆乳フェス』を開催した」と語った。
〈豆乳メニューに加え復刻デザイン版豆乳の配布やソイラテ・ゆば作り体験、飲み比べも〉
「豆乳フェス」の詳細について、エントランス付近で1979年発売当時のパッケージを再現した復刻デザインの「調整豆乳」(200ml)を配布した。
豆乳を使ったメニューは、林遣都さんら3組の監修メニューに加え、コーヒーショップやベーカリー、パスタ店、台湾式朝食店の計5店が出店し、多彩なメニューがラインアップされた。
特別協賛ブースでは、同社の豆乳全36種が選べる豆乳バイキング、「ヴィレッジヴァンガード」とコラボしたポップアップストア、シナモロールとコラボしたオリジナルフォトスポット、「キッコーマン豆乳」のガチャが設置された。
さらに、ワークショップでは、「R COFFEE STAND」のバリスタによるソイラテ作り体験に加え、ゆば作り体験、同社の豆乳の飲み比べ体験を実施した。
人が多く集まる場所で、かつJR新宿駅で12月23日まで「キッコーマン豆乳自販機」を設置していることもあり、新宿での開催を決めたという。自販機は中央東改札内ロッカー付近に設置している。イベント期間中、のべ約4万5,000人が来場した。
なお、同社の販売動向について亀井マーケティング推進部長は、「徐々にプラスに転じてきた」と話す。飲用用途だけでなく、料理用途のために豆乳を購入する人も見られるようになり、裾野が広がってきたと指摘する。
オープニングセレモニーでは、体操選手の萱和磨さん、谷川航さん、元バレーボール選手の古賀紗里那さん、お笑いトリオのぱーてぃーちゃん(すがちゃん最高No.1さん、信子さん、金子きょんちぃさん)をゲストに迎え、トークセッションを行った。
「豆乳フェス」で提供されたメニューは以下の通り。いずれも税込。
[監修メニュー]△林遣都さん=「コーンと豆乳のシチュー」(800円)、△萱和磨さん谷川航さん監修メニュー=「豆乳つけだれそうめん」(800円)、△すがちゃん最高No.1さん=「チーズと納豆肉味噌豆乳担々麺」(900円)
[出店者と一部メニュー紹介]△R COFFEE STAND「ソイラテ」(アイスとホット、800円、△東京たらこスパゲティ=「明太子と豆乳のカルボナーラ」(1,100円)、△豆乳専科=「豆乳がゆ肉・卵(塩)」(780円)、△豆富パン=「豆乳食パン」500円)、△wanna manna=「鹹豆漿」(550円)。
〈大豆油糧日報2024年10月22日付〉