永谷園次期社長に掛谷浩志専務が就任、成田社長は顧問に就任予定

永谷園ホールディングスは12月16日、2025年1月1日付で事業会社永谷園の社長に、永谷園専務の掛谷浩志氏が就任すると発表した。成田健一社長は退任し、顧問に就任する予定だ。

掛谷浩志(かけたに･ひろし)
1964年8月25日埼玉県生まれ、60歳。1988年3月立教大法卒。同年4月永谷園入社。情報システムセンター(現情報システム部)、企画部、経理部、経営企画室などを経て2018年6月永谷園ホールディングス取締役執行役員経営戦略本部長兼経営戦略部長兼Chaucer室長に就任。19年4月永谷園取締役、同年10月取締役SCM本部長、22年4月常務取締役SCM本部長を経て24年4月より現職の永谷園専務取締役SCM本部長。

掛谷氏の趣味は野球、音楽鑑賞で、「やって見せ、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」を座右の銘とする。

〈大豆油糧日報2024年12月18日付〉

大豆と油脂・大豆加工食品の動向を伝える日刊専門紙

大豆から作られる食用油や、豆腐、納豆、みそ、しょうゆを始めとした日本の伝統食品は、毎日の食卓に欠かせないものです。「大豆油糧日報」では、発刊からおよそ半世紀にわたり、国内外の原料大豆の需給動向、また大豆加工食品の最新情報を伝え続けております。昨今の大豆を巡る情勢は、世界的な人口増大と経済成長、バイオ燃料の需要増大により、大きな変化を続けております。一方で、大豆に関する健康機能の研究も進み、国際的な関心も集めています。そうした情勢変化を読み解く、業界にとっての道標となることを、「大豆油糧日報」は目指しています。