マルコメ、「惣菜の素」シリーズで人気の2商品を乾燥タイプでラインアップ

「ダイズラボ」シリーズ「大豆のお肉 ガパオライスの素」
「ダイズラボ」シリーズ「大豆のお肉 ガパオライスの素」

マルコメは春夏向け新商品として3月上旬から、「ダイズラボ」シリーズの「大豆のお肉 ガパオライスの素」と「同 キーマカレーの素」を発売する。いずれも、「大豆のお肉」乾燥タイプと専用のたれをセットにしたもので、一回に出来上がる量を2人前程度とすることで、ラインアップの中ではコストパフォーマンスが最も高い商品となっている。

「ダイズラボ」シリーズ「大豆のお肉 キーマカレーの素」
「ダイズラボ」シリーズ「大豆のお肉 キーマカレーの素」

同社によれば、「『大豆のお肉』乾燥タイプは丸大豆から作っているので、そのまま食べてもおいしいことを伝えたい。乾燥タイプの大豆ミートは戻りがいいので、無理にお湯で戻して絞る必要がない。野菜を入れて、ルーを入れてもらえれば、野菜とたれの水分で大豆ミートは戻る」とし、調理の手間を省いた設計とした。今回、調理工程の短縮化と、一回に出来上がる量を抑えたことが、両商品の大きな特徴となっている。「タイパとコスパの両方を実現できた。これにより、トライアルユーザーにも、受け入れてもらいやすい仕様とした。グロッサリーなどお客さまが立ち寄りやすい売場での販売を目指して商品開発した。常温帯での販売を可能にしたことで、今後はエンド露出を高められるような企画を提案していきたい」(同社)。

メニューの選定にあたっては、「季節を問わず売れるメニューとして商品化した。1年中手に取りやすい野菜を具材として使えるようにしたことも特徴のひとつ。また、両商品には隠し味として、発酵調味料を使用している」(同社)。

「ガパオライスの素」は、玉ねぎとピーマンを用意すれば、「大豆のお肉」はワンパン調理で湯戻し不要。バジルとナンプラーの香りと旨み、隠し味の発酵調味料で味わい深い仕上がりとした。

「キーマカレーの素」も玉ねぎを用意すれば、「大豆のお肉」はワンパン調理で湯戻し不要。香り高い16種類のスパイスと発酵調味料のコクとうま味で、大豆ミートに慣れていない人にもおすすめの一品として訴求していきたい考え。

また、豚ひき肉で作ったときと比較して、「ガパオライスの素」は食物繊維が1.6倍、脂質は37%カット(米飯を含む1人分あたりの推定値として算出)できる。「キーマカレーの素」も食物繊維が1.6倍、脂質は36%(同)カット。両商品とも、「大豆のお肉」を使用することで、ヘルシーに両メニューを楽しむことができる内容となっている。

〈大豆油量日報 2月18日付〉

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昭和33年(1958年)1月
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