全国豆腐品評会の豆腐の特徴を比較できる豆腐チャート公表/日本豆腐マイスター協会

「お取り寄せできる!全国のおいしい豆腐チャート(Japan tofu chart)2025Ver.1」
「お取り寄せできる!全国のおいしい豆腐チャート(Japan tofu chart)2025Ver.1」

日本豆腐マイスター協会は3月3日、日本初の豆腐チャート「お取り寄せできる!全国のおいしい豆腐チャート(Japan tofu chart)2025Ver.1」を作成・公表した。

豆腐チャートとは、豆腐の選び方が分からない消費者に向けて、それぞれの豆腐の特徴を固さ、味の濃さ、大豆の香りの3項目を審査し、その特徴を整理したものだ。豆腐を購入する際の1つの判断材料として、また豆腐を楽しむ1つのツールとして活用してもらうことが目的だという。

今回公表したチャートは、第8回全国豆腐品評会に出品された商品の中から、木綿豆腐8点、絹ごし豆腐7点、充填豆腐9点、合計24点の商品を評価してその特徴を比較し、図式化した。今後、商品の追加などを行い更新していく予定だ。

チャートは日本豆腐マイスター協会のホームページで公表するとともに、各豆腐店の店頭や豆腐マイスターなどの消費者にも豆腐チャートを配布して、豆腐を楽しんでもらうきっかけにしていく。

豆腐チャートの作成を担当したシトロンヨーコ理事は、「全国豆腐品評会の審査員を長年担当する中で、こんなにも個性があり幅があり感動するものなのかと驚き、それを伝えたいと思ったのが豆腐チャート作成のきっかけだ。視覚から訴える『豆腐チャート』があれば、まだ出会ったことのない豆腐を選ぶきっかけを作ることができるのではないかと思った」とコメントしている。

また、シトロン理事は「今後は、豆腐売り場に掲示して消費者に活用していただくことを目指すと同時に、豆腐を使う料理人に向けても発信していきたい。和食のみならずフレンチやヴィーガンレストランのシェフたちが料理に合わせて活用してもらうとともに、『ヘルシーだから豆腐』ではなく『おいしいから豆腐』というイメージになるよう食育のツールとしても活用し、豆腐のおいしい食べ方を日本レベルで向上させていきたい」と意気込む。

〈大豆油糧日報 3月7日付〉

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