くつろぎの時間に「レッドブル」、新商品で提案/「オーガニックス・バイ・レッドブル」
レッドブルは、有機JAS認定を受けたオーガニックな炭酸飲料「ORGANICS by Red Bull(オーガニックス・バイ・レッドブル)」(3種、各250ml缶)を、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県の一部コンビニ、スーパー、ドラッグストア、LOHACOなどで6月5日から発売している。100%オーガニックの原料を使用し、「オーガニックス・シンプリーコーラ」、「同・ビターレモン」、「同・ジンジャーエール」の3品を展開し、“エナジー”ではなく“リフレッシュ”を提供するねらい。
レッドブル・ジャパンの担当者は、「レッドブルは、大手飲料メーカーに先駆けてオーガニックな飲料を発売した。ターゲットは、オーガニック製品に関心があり、かつ新製品のトライが好きな方と、レッドブルブランドは好きだが、シーンによってはエナジーがいらないという方である」とした。
飲用シーンは、通常のエナジードリンクの「レッドブル」ではあまり飲まれなかった、リフレッシュ時や食事中、バーベキューなどのレジャー、また友人とくつろいでいる時などを想定しているという。
オーガニック食品・飲料についての調査結果/レッドブル
〈オーガニック食品・飲料を「買ってみたい」が59%、15~19歳の関心が高い/同社調査〉
同社は昨年10月、日本国内で15歳~39歳の1万人を対象に、オーガニック食品・飲料についての調査を行った。その結果、59%がオーガニック食品、飲料を「買ってみたい」と答えたという。「女性の購買意向が高かったが、驚いたのは15歳~19歳の方がオーガニック食品・飲料への関心が高いことがわかったことだ。新しいインサイト(潜在ニーズ)を見つけることができた」(同社担当者)と話す。
「“シンプリーコーラ”は煮込み料理に合わせたらいい」「“ジンジャーエール”は和のテイストでも合う」と寺井幸也氏
〈原材料全てで農薬・化学肥料を不使用〉
3製品について、「“シンプリーコーラ”は、コーラナッツをはじめ、ガランガル、シナモン、バニラ、カカオ、カルダモンなどでユニークな味わいを引き出した。“ビターレモン”は、本物のオーガニックのレモン由来の爽やかな酸味と心地良い苦みが特徴。“ジンジャーエール”は、本物のショウガに由来する刺激があり、ハーブの風味が際立つベルガモットやほのかに香るレモンの後味になっている。いずれも砂糖はテンサイ糖を使用するなど、原材料全てがオーガニック。農薬や化学肥料は使わずに育てられ、有機JASマークを取得している」とした。
発売日に都内の同社本社で行われた試飲会では、幸せ料理研究家で味覚カウンセラーの寺井幸也氏が新製品に合わせて考案した食事を提供した。寺井氏は、「“シンプリーコーラ”は、甘さひかえめでたくさんのハーブが入っており、コクがあってスパイシーなので、煮込み料理に合わせたらいいと考えた。“ジンジャーエール”は、和のテイストでも合うと感じた」と話した。
〈酒類飲料日報 2018年6月7日付より〉
【関連記事】
・“エナジー”じゃないレッドブル、オーガニックな炭酸飲料発売
・日本初上陸“疾走系エナジードリンク”「キックスタート」、自販機限定で発売/サントリー食品
・“透明”で注目の「コカ・コーラ クリア」 25年前の「タブクリア」との違いとは?
・コーラ市場に新風 戦略商品「ペプシ Jコーラ」発売へ/サントリー食品
・透明なノンアルビール「オールフリー オールタイム」、仕事中・休憩中・昼食時・風呂上がりにも/サントリー