進化するクラフトカクテルの祭典「カクテル7デイズ」大盛況
18~20日はメイン会場「ヴィレッジ」(原宿・エコファームCafé632)に、ラム「バカルディ8」、ジン「ビーフィーター」「ヘンドリックス」、リキュール「カンパリ」、ウイスキー「グレンモーレンジィ」コニャック「ヘネシー」、ウォッカ「グレイグース」、スピリッツ「TUMUGI」の8ブランドが出展し、カクテルの提供やセミナーを実施。ハーブや野菜などを選んでオリジナルカクテルを創る「カクテルマルシェ」コーナー(一杯500円)や、カクテルアイスなども提案。「客層も広がり、多くの女性にも参加いただけた。プロのバーテンダーが作るカクテルのおいしさを発見してもらえたと思う」(主催者)。以下、ヴィレッジでのセミナーと、同イベントのスピンオフ企画を一部紹介する。
【カンパリ】ナショナルブランドアンバサダーのダニエレ・ピロッタ氏が「カンパリアカデミー」を実施。ハッピーアワーとは異なるイタリアの習慣「アペリティーボ」について説明したのち、ブランドヒストリーを紐解き、「ネグローニ」と「シェキラート」2つのカクテルを実演・紹介した。
ナショナルブランドアンバサダーのダニエレ・ピロッタ氏による「カンパリアカデミー」
【ボルス】カクテルワークショップを実施。好みの「ボルス」とフルーツジュースなどの割材、スライスフルーツやハーブなどを用意し、オリジナルカクテルを創る試み。トッピング用に用意された綿菓子がフォトジェニックと人気。
【バカルディ】エイジドラムでありながらミキサブルな「バカルディ8」でオリジナルフルーツモヒートを創るワークショップを実施。ミクソロジスト一守邦彦氏によるレクチャーが好評。トロピカルフルーツからパクチーまで、さまざまなフルーツとハーブを取りそろえ、見た目にも鮮やかなカクテルはインスタ映えもばっちり。会場のあちこちで目を引いた。
「バカルディ8」でオリジナルフルーツモヒートを創るワークショップ
【グレイグース】バリスタとバーテンダーを繋ぐコーヒーカクテルが人気で、ヴィレッジでも常に行列が絶えなかった。2016年ワールドブリュワーズカップで世界チャンピオンになったバリスタの粕谷哲氏とバーテンダー植松大記氏によるコラボレーションカクテルは全3種類。
〈酒類飲料日報 2018年5月23日付より〉
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