「SABAR+」、3店舗目「なんばシティ」オープン
東京・上野、大阪・京橋に次ぐ3店舗目で、「鯖と米の出会いの原点をたどる御食国(みけつくに)のふるさと」をコンセプトにしており、日本の伝統的な発酵食品である「へしこ」を提供するほか、月替わりでさまざまな産地の米を提供していく。神明は今月1日付で(株)SABAR PLUS(兵庫県神戸市、社長=森竜哉(株)神明商品本部長)を設立、同業態を「外食事業の核としていきたい」とし、今後5年間で50店舗の出店を目標として掲げている。
オープンに先駆けて開催された内覧会では、藤尾社長や右田社長が、店舗に苗のディスプレイを植える「田植え式」が行われた。
藤尾社長は「鯖と米は日本の素晴らしい食文化。この店舗には当社の思い入れが強く入っており、店内の壁には企業理念とお米マップを記した。お米のおいしさを改めて知ってほしい」と語り、今後の展開について「外食はM&Aで展開してきたが、同店は1店目から手作りしてきた。ノウハウも蓄積されてきたので、ロケーションのいいところがあれば出店していきたい。認知度向上のために出店は必要。加速態勢が整ってきている」と意欲を語った。
〈「SABAR+なんばシティ」店舗概要〉
▽所在地=大阪市中央区難波5-1-60なんばシティ南館1F
▽営業時間=11時~22時。
〈米麦日報 2018年4月27日付より〉
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