日清製粉、“2018麺産業展”で糖質30%オフのそば提供 「来場者から高評価」

日清製粉は11~13日、東京ビッグサイトで開かれた「2018麺産業展」に出展し、糖質30%オフのそばの紹介、試食を実施した。

同社は糖質制限対応麺用ミックス粉「M‐207」を販売している。「M‐207」は100g当たりの糖質量が31.7gで、一般的な小麦粉よりも糖質54%オフの小麦粉。用途はうどん、中華麺、パスタ、そばなど麺類に広く使える。ロール製麺機にも対応。食物繊維も豊富で100g当たりの食物繊維は34.6g。

今回は「M‐207」を使用したそばの試食を実施。そば粉と配合し、一般的なそばと比べて糖質30%オフのそばを提供した。同社担当者は「試食いただいた方からは高評価を得ている。一般来場者の方からは『これで糖質30%オフなら、これを食べたい』とも言っていただいた。そば店の店主様からは一部厳しいご意見もあったが、『クオリティは高い』と評価いただいた。更なる品質向上にも取り組んでいきたい」と述べた。

〈食品産業新聞 2018年4月19日付より〉

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