密封ボトルオイル、活性化に向けた家庭用マーガリン新商品を紹介―日本アクセス展示会
日清オイリオグループ「日清マカダミアナッツオイル」
昭和産業は業務用のから揚げ粉「パリッジュ~」シリーズから、オニオンしょうゆ味のオニ旨と、ほたて風味塩味の旨塩を紹介した。家庭用ではDHAを配合したホットケーキミックス「DHAホットケーキミックス」を紹介。子育て世代に向けたホットケーキミックスで、北海道産小麦粉を使用し、DHAとカルシウムを摂取できるとした。
J-オイルミルズは鮮度キープボトルを採用した「オリーブオイルエクストラバージン」(150g)を紹介した。オリーブ油の使用は非加熱メニューで増加傾向にあり、鮮度ボトルで使いやすい150gサイズで展開する。家庭用マーガリンではフルーティーな「ラーマオリーブ&バターの風味」(140g)を紹介した。オリーブ油特有のクセを抑えることで、子供から老人まで幅広い層で使用できる風味としている。
雪印メグミルクは、不二屋のミルキーの味が楽しめる「ミルキーソフト」(140g、税別230円)を春に発売する。ミルキーのおいしさが楽しめるスプレッドで、パンのおいしさを引き立たてる豊かなミルク感と自然な甘さの練乳風味に仕上げている。マーガリンのメーン購買層は40代以上と高く、20~30代の活性化が必要だとした。
明治は今春から、マーガリン類全てで部分水素添加油脂不使用のスペックとなり、パッケージ上で部分水素添加油脂不使用と、トランス脂肪酸低減取組をロゴマークで表示する。正しい情報発信と、視認性を良くすることで、マーガリンの信頼性を獲得し、市場の活性化を図るとした。
〈甘酒は特設会場で飲み方提案、無添加減塩みそで新商品をPR〉
マルコメは4月に発売する「プラス糀濃厚糀甘酒」(500ml)をはじめ甘酒シリーズの試飲を交えてアピールした。また、会場内の甘酒特設コーナーでは、マルコメの「同糀甘酒」をベースに豆乳やトマトジュース、野菜ジュース、飲むヨーグルトなどと割って飲み方提案をした。
ハナマルキは、春に「かるしお無添加減塩」(650g、同470円)を発売する。豊かな味わいと香りでありながら、塩分を30%カットしている。即席みそ汁では、お寿司に合う具材とだしが効いた「お寿司屋さんのみそ汁 贅沢仕立て」(あさり、しじみ、赤だしなめこ、各2食、各同250円)を紹介した。
ハナマルキ「かるしお無添加減塩」
ひかり味噌は2月末にスティックタイプで使いやすい「円熟こうじみそステックみそ」(20g×20、同350円)や、12割麹で芳醇な香りと程よい甘さの「麹の花無添加オーガニック味噌」(650g、同700円)、「同減塩」(同、同)を紹介した。
ほかにも昨秋発売した「麹の花あまざけ」(125ml、同130円)と「同乳酸菌」(同、同)も紹介した。口当りがすっきりとした甘さで、米のうまみを感じられ、毎日でも飽きのこない味だとした。乳酸菌は約200億個入っているとした。
〈フレーバー系豆乳飲料、発酵豆乳の新商品を各社充実〉
豆乳関連では、キッコーマン飲料が2月に発売する豆乳飲料「チョコミント」「ココナッツ」「シナモン」(各200ml、同90円)を紹介した。担当者は「チョコミントへの注目が高い。人気のフレーバーで活性化していきたい」と話した。ほかにも原料を北海道大豆にこだわった「北海道産大豆無調整豆乳」(1,000ml・200ml)も紹介した。
マルサンアイは旅行ガイドブックことりっぷとコラボした「豆乳飲料瀬戸内レモン」(200ml、同90円)を3月に発売する。瀬戸内レモンと塩を使用し、さわやかなレモンの香りとほんのり塩味に仕上げた。
さらに「豆乳飲料冷たいコーンスープ」(200ml、同120円)も発売する。紙パックながら振ることが可能で、クラッシュコーンの食感が楽しめる。国産大豆豆乳を使用し、北海道産の甜菜糖で加糖した「豆乳グルトプレーン加糖」(200g、同200円)は、穏やかな甘みの豆乳グルトで、200gと食べきりサイズになっている。加糖タイプながら、料理などにも利用できると。
ポッカサッポロフード&ビバレッジは乳酸菌と大豆イソフラボンが摂取できる「SOYBIO」(プレーン加糖・ストロベリー、各100g、各同120円)を3月に発売する。若年層をターゲットに、既存の豆乳ヨーグルトとは異なった商品パッケージだとした。
ポッカサッポロフード&ビバレッジ「SOYBIO」
ふくれんは、九州産ふくゆたかを使用した「のむ豆乳ヨーグルト」(200ml、同140円)を4月に発売する。乳原料を使用せずに、豆乳を乳酸菌で発酵させているとした。
〈大豆油糧日報 2018年1月29日付より〉
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