PB品で値上げを抑制、豆乳パッケージで環境負荷低減取り組み/CGC商談会
ボランタリーチェーンのシージーシー(CGC)ジャパンは17~18日、東京ビッグサイトで加盟企業を対象に18年合同商談会を開催した。
商品施策では、NB100、PB300を掲げNB100では今期、日配、加工肉を拡充するとした。全国の売れ筋商品をリスト化し、把握することでチャンスロスを防止するとした。PB300では、優良産地、メーカーと取り組むとした。また規模を活かし値上げを抑制し、昨年は一部値下げも実施できたと紹介、今年も全国販促に積極的に取り組むとした。
またPB品の環境負荷低減取り組みとしては豆乳類(200ml、1000ml)、甘酒(1000ml)、トマトジュース(1000ml)でFSC認証パッケージを使用し、生態系保存や森林保全に取り組んでいると紹介した。また卵パックでは燃焼時に二酸化炭素の発生を約20%削減するエコナノラベルを使用しているとした。ほかにもドレッシング(190ml)の賞味期限を8か月から10カ月に延長することで、販売期間の延長、食品ロス削減に貢献できると紹介した。
〈大豆油糧日報 2018年4月20日付より〉
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